法人概要（ともいき会とは？）｜社会福祉法人ともいき会

法人概要

理事長挨拶

「人は大きくなったらはたらくもんだ」という当たり前のことが、当たり前で無かった障害福祉の時代の頃。でも障害があっても働ける、働き続けることができると信じて実践していた人は多くはありませんが存在していました。
その頃私たちは長野という地方で、やっぱり「はたらきたい」と思う障害者はいるし、「働いている」障害者もいる。しかし、そんな障害者を支援する人や、社会資源が多くはないという状況の中で「はたらきたい、働き続けたい」障害者や、雇用する企業を支援したいと考えて、いわゆる作業所を始めました。
平成18年障害者自立支援法が始まり、私たちの取り組んできた障害者の就労支援が「就労移行支援事業」と位置づけられ、実践してきた方向に誤りは無かったと改めて実感しました。
私たちは、「はたらく、働き続ける」をキーワードにして、幼児期から成人期まで切れ目の無い支援に取り組んでいます。そのときに大事にしているのは障害児、障害者を取り巻く時代の変化、社会情勢・環境の変化に伴い、その時々で不足している福祉サービスの提供をと考えています。そのため就労移行支援、障害児のための児童発達支援事業、放課後、長期休業時のための放課後ディサービス事業、またこのサービスを利用した特別支援学校以外の小・中・高等学校に在籍している発達障害であるとかその他の理由困難を抱える児童生徒へ支援、障害者就業・生活支援センター事業、平成26年度からは働く生活介護事業を開始するなどをしています。
私たちは発展途上の法人でいたいと考えています。職員一同が障害児・障害者のために何ができるのか、多様な障害者の方にも対応出来るよう、その方々の思いに応えられるようそして彼らが主役として社会で輝いていき続けるためにどう支援するのかを日々考えて実践していきます。

理念

「ともにいきる」

「ともにいきる」とは人はそれぞれ別の人生であることを前提とし、同じ人として社会の中で生きていこうという提案です。社会福祉法人ともいき会では、障害のある人が地域の中で「はたらく」ことを通して、その人なりの生活を営み、ともにいきる社会を目指します。
おとなになったら、「はたらく」ことを通して、自立した生活をおくるために、幼児期から成人期まで、ライフステージを通して切れ目のない支援を提供しています。

「はたらく」とは

生活すること
自信を持つこと
新しい人とのつながりを創ること
自分自身の喜びと社会の役に立てているという喜びを感じること

基本姿勢

人を大切にします

ひとりの「人」として向き合おうこと。
相手の良さを知り、自分の良さを知ること。
相手から学び続けること。

誠実に向き合います。

人に対して誠実に向き合うこと。話を聴き一緒に考えること。
仕事に対して誠実に向き合うこと。報告連絡相談を徹底し、常に考え、実行、見直していくこと。
行動言動が常に法人の職員として見られていることを意識すること。
法令等を遵守すること。

「はたらく」姿を支えます。

先が見通せることで保護者に安心感を与えること。
できることに着目し、体験を通して、社会性を身に付けること。
はたらくことができることを実証し続けること。

沿革

平成15年1月	障害者が地域において「はたらく」ことを通して自立した生活をおくることを目的とした小規模作業所ウィズ就労支援センターを開設、障害児の放課後休日の余暇支援・家族支援を目的とした地域生活支援センターウィズを開設、県単タイムケア、市単社会適応訓練を受託。
平成15年8月	NPO法人認可を受け、NPO法人ともいき会に改組。
平成15年10月	居宅介護事業の指定を受ける。
平成16年6月	障害者民間活用委託訓練事業受託。ホームヘルパー養成講座、ビルメンテナンス従事者養成講座を開設。
平成17年1月	社会福祉法人認可を受け、社会福祉法人ともいき会に改組。小規模授産施設ウィズ就労支援センター、ウィズ生活支援センターに改名。
平成17年7月	個別療育を主としたウィズ発達支援センターにて児童デイサービスの指定登録。
平成18年2月	第1号職場適応援助者助成金受託。
平成18年10月	障害者自立支援法施行により、障害福祉サービス新体系に移行。就労移行支援、自立訓練（生活訓練）、児童デイサービス、居宅介護の指定登録。
平成19年3月	障害者能力開発等助成金第4種グループ就労訓練助成金受託。
平成19年4月	障害者就業・生活支援センター事業受託。
平成23年4月	発達障害者支援専門員配置事業受託。
平成24年4月	障害者総合支援法施行により、児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、相談支援の指定登録。

組織図